解体工事をご検討中の皆様、こんにちは!岐阜県を拠点に皆様の大切な建物の解体をお手伝いしている、アールサポートです。
解体工事とは大きな費用がかかる上に、専門的な知識も必要となるため、安易な口約束で進めるのは大変危険です。そこで今回は、お客様が安心して解体工事を進められるよう、契約書の確認すべきポイントについて詳しく解説します。
Contents
- 1. はじめに:解体工事を依頼する際は、必ず契約書をしっかり確認!
- 法律で「契約書」が必要!
- 口約束や簡単な紙だけではダメ!
- 2.解体工事契約書の重要ポイント
- 1. 誰が、何を、どこまで解体するのか?
- 2. お金はいくら? いつ払う?
- 3. いつからいつまで?
- 4. トラブルが起きたらどうなる?
- 3.解体工事の追加費用:確認ポイントと防止策
- 追加費用が発生しやすいケース
- 追加費用を防ぐための契約書確認ポイント
- 4.解体工事のリスクと対策:これだけは確認!
- 1. 事故や損害が起きたらどうなる?(保険の確認)
- 2. 近所とのトラブルはどうする?(挨拶と対応)
- 3. もし業者と揉めたら?(解決方法)
- 5.まとめ:解体工事契約チェックリスト
- 契約の基本事項
- 費用と支払い
- 工期とスケジュール
- 追加費用とリスク
- 法的義務と届出(岐阜市関連)
- 責任と保険
- 紛争解決
- 業者選定の総合評価
- 岐阜で解体工事をお考えなら、まずはアールサポートにご相談を!
1. はじめに:解体工事を依頼する際は、必ず契約書をしっかり確認!
法律で「契約書」が必要!
解体工事では、法律(建設業法)で「契約書」を必ず交わすように義務付けられています。工事の内容、かかる費用、期間、そして誰が責任を持つかをはっきりさせることがとても重要です。
口約束や簡単な紙だけではダメ!
口約束や、簡単な「注文書」のような書類だけでは、後から「追加でお金を払ってほしい」と言われたり、工事が遅れたり、何か問題が起きても誰が責任を取るのか分からなくなるなど、困ったことになるリスクがとても高いです。書面に残っていないと、反論するのが難しくなってしまいます。
3.解体工事の追加費用:確認ポイントと防止策
解体工事で最もトラブルになりやすいのが追加費用です。予期せぬ出費を防ぐために、以下の点をしっかり確認しましょう。見積もり額の10〜20%程度の余裕資金を用意しておくこともおすすめです。
追加費用が発生しやすいケース
解体工事中に、見積もり時には分からなかったことが見つかると、追加費用が発生することがあります。
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地中埋設物: 古い基礎、ガラ、井戸、浄化槽、大きな岩石、地中杭などが地中に埋まっていると、撤去や処分に追加費用(20〜30万円前後)がかかることがあります。
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有害物質(アスベストなど): 古い建物にはアスベストや鉛などが使われている場合があり、これらは特別な調査や処理が必要なため、数十万円単位の追加費用が発生する可能性があります。
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作業環境の制限: 敷地が狭かったり、大きな重機が入れなかったりすると、手作業や小型重機での作業が増え、人件費がかさんで追加費用になることがあります。
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その他の要因:
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当初契約に含まれていない不用品の処分。
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近隣からの要望で、より高性能な防音対策が必要になった場合。
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台風などの自然災害で、養生シートの再設置などが必要になった場合。
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【重要】 地中埋設物やアスベストは、事前の調査でリスクをある程度特定できます。信頼できる業者は、これらの調査を提案し、見積もりに反映させます。もし業者が調査を怠ったり、軽視したりするようなら注意が必要です。契約前に「地中埋設物調査」や「アスベスト事前調査」について確認し、その費用と結果が契約にどう影響するかを明確にしましょう。
追加費用を防ぐための契約書確認ポイント
追加費用に関するトラブルを避けるためには、契約書の確認が非常に重要です。
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追加費用が発生する条件と金額の明記:
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「どんな場合に」「どのくらいの」追加費用がかかる可能性があるのか、具体的なケースと金額を事前に契約書に記載してもらいましょう。
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追加費用が発生しそうになった場合の報告方法(写真や書面での証拠提示など)や、施主の承認プロセス(書面での同意など)が明確になっているか確認しましょう。
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見積書の内訳を細かく確認:
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「○○一式」のような大まかな表記は避け、作業項目ごとに詳細な金額が記載されているかを確認しましょう。これが曖昧だと、後から追加費用を請求される温床になります。
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業者側の過失による追加費用:
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建物の測定ミスなど、明らかに業者側のミスによる追加費用は、施主が支払う義務はありません。
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契約書に「事前に説明がない追加費用は請求しない」や「業者側の単純な過失による追加費用は請求しない」といった一文を加えてもらうと安心です。
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追加費用の上限額や計算式の明記:
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可能であれば、追加費用が発生した場合の「上限額」や「計算式」(例:障害物1㎥につき〇万円)を契約書に盛り込むよう交渉しましょう。これにより、予期せぬ高額請求を未然に防げます。
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解体工事は、何かとトラブルがつきものです。万が一の事態に備えて、契約書で次の3つのポイントを必ず確認しましょう。
1. 事故や損害が起きたらどうなる?(保険の確認)
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誰かがケガをしたり、近所に損害を与えたら?: 解体工事中に、例えば隣の家の窓ガラスが割れたり、通行人がケガをしたりする事故が起きるかもしれません。こういう時のために、業者が「工事賠償責任保険」に入っているか確認しましょう。
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作業員がケガをしたら?: 業者の作業員がケガをした場合は「労災保険」で補償されます。
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【超重要】保険に入っているか、内容をしっかり確認!: 業者がこれらの保険に加入しているか、保険証を見せてもらい、いつまで有効で、どこまで補償されるのか(金額なども)をしっかり確認してください。保険に入っていない業者だと、何かあった時に、あなたが大きな賠償金を払うハメになるかもしれません。
2. 近所とのトラブルはどうする?(挨拶と対応)
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ご近所さんへの配慮: 解体工事は音やホコリが出るので、ご近所さんに迷惑をかけることがあります。信頼できる業者は、工事が始まる前にご近所さんへ挨拶に行き、工事期間や対策などを説明してくれます。契約書に、ご近所への挨拶や配慮について書かれているか確認しましょう。
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クレーム対応: もし、ご近所から騒音やホコリで苦情が出た場合、誰が、どう対応するのか(業者が責任をもって解決するなど)が契約書に書かれているか確認してください。業者の対応一つで、工事の進み具合や、あなたがご近所との関係で困るかどうかが決まります。
3. もし業者と揉めたら?(解決方法)
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裁判になる前に: 万が一、業者ともめて解決できない場合のために、どこで話し合いや裁判をするのか(合意管轄)を契約書に書いてもらいましょう。
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専門家にお任せ: 裁判までいかなくても解決できる方法として、「建設工事紛争審査会」という専門機関に相談できる旨を契約書に盛り込むのも良い方法です。費用や時間が抑えられる可能性があります。
岐阜市で安心して解体工事を進めるために、以下のチェックリストを活用し、契約書の内容と業者の対応を徹底的に確認しましょう。
契約の基本事項
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[ ] 建設業法に基づき、書面での請負契約が締結されているか(注文書・注文請書のみではないか)。
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[ ] 発注者・請負者の正確な情報(名称、住所、連絡先、登録番号など)が明記されているか。
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[ ] 解体対象建物の種類、構造、面積、解体範囲(付帯工事、残置物処理の有無含む)が明確に記載されているか。
費用と支払い
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[ ] 解体工事の総額と、作業費用、廃材処理費用、諸経費などの詳細な内訳が明確か(「一式」表記がないか)。
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[ ] 消費税の扱いが明確か。
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[ ] 支払いタイミングと割合が妥当か(全額前払いではないか。目安は着手金3割・中間金3割・完工後4割か)。
工期とスケジュール
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[ ] 工事開始日と完了予定日が明確に記載されているか。
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[ ] 天候不良などによる工期遅延時の連絡体制と対応、損害の負担が定められているか。
追加費用とリスク
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[ ] 追加費用が発生しうる具体的なケース(地中埋設物、アスベスト、搬入経路制限など)が明記されているか。
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[ ] 追加費用発生時の連絡・承認プロセスと金額の目安が明確か。
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[ ] 業者側の過失による追加費用請求は行わない旨が明記されているか。
法的義務と届出(岐阜市関連)
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[ ] 建設リサイクル法に基づく届出(延べ床面積80m²以上)の義務と業者の対応が明確か。
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[ ] 建築物除却届(延べ床面積10m²超)の提出義務と業者の対応が明確か。
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[ ] 道路使用許可申請、アスベスト事前調査・処理、建物滅失登記に必要な書類(取り壊し証明書など)の確認が明確か。
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[ ] 解体工事業登録と管理技術者の在籍が確認できるか。
責任と保険
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[ ] 工事賠償責任保険(第三者賠償)に加入しているか、補償範囲と金額が明確か。保険証書の提示を求めたか。
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[ ] 労災保険に加入しているか、適用範囲が明確か。
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[ ] 近隣トラブル発生時の対応と責任の所在が明確か(業者が自己の責任と負担で解決する旨)。
紛争解決
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[ ] 紛争解決方法(合意管轄裁判所、建設工事紛争審査会によるあっせん・調停・仲裁など)が明記されているか。
業者選定の総合評価
- [ ] 担当者のコミュニケーションは丁寧で、質問に明確に回答するか。
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[ ] マニフェストの発行を確約し、廃棄物処理の透明性が確保されているか。
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[ ] 事前の近隣挨拶を徹底し、周辺への配慮を欠かさない業者か。
岐阜で解体工事をお考えなら、まずはアールサポートにご相談を!
- 明確な費用提示: 事前調査を徹底し、詳細な見積もりを提出します。追加費用が発生しないよう、お客様に納得していただくまで丁寧にご説明します
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- 安心・安全な工事: 騒音や振動、粉塵対策はもちろんのこと、近隣住民への丁寧な挨拶や配慮を徹底します
。国家資格者による教育・指導を受けた自社専属の職人が、安全管理を徹底し、高品質な工事を提供します 。
- お客様に寄り添う提案: 解体後の土地活用についても、お客様のニーズに合わせて最適なプランをご提案します
。
- 豊富な実績: 岐阜での解体工事の実績も多数ございますので、安心してご依頼いただけます。
岐阜で解体工事をご検討中なら、ぜひアールサポートにご相談ください。お客様の「安心」を第一に考え、丁寧なご説明と高品質な解体工事をお約束いたします。