Contents
- 1. はじめに:岐阜市で解体工事を検討中の方へ
- 2. 解体工事で追加費用が発生する主な原因と対策
- 3. 信頼できる解体業者の選び方と契約のポイント
- 信頼できる解体工事業者の見分け方
- 1. 許可・登録と損害賠償保険の確認
- 2. 見積書と契約書の詳細なチェック
- 3. 自社施工のメリットと実績・評判の確認
- 4. 担当者の対応とコミュニケーション能力
- 5. 複数業者からの相見積もりの重要性
- 解体工事見積書・契約書チェックリスト
- 4.近隣トラブルを避けるための徹底対策
- 1. 事前の挨拶と説明会
- 2. 騒音・振動・粉塵対策の徹底
- 3. 作業車両の管理と通行への配慮
- 4. 工事中の進捗報告とコミュニケーション
- 5. 損害発生時の対応と責任の所在
- 5. 岐阜市で遵守すべき法的義務と手続き
- 解体工事で守るべき法律と届出(岐阜市)
- 1. 建設リサイクル法とアスベスト事前調査
- 2. 建築基準法に基づく建築物除却届
- 3. 廃棄物処理法とマニフェスト制度
- 4. 騒音・振動規制法と作業時間制限
- 5. 道路使用許可申請
- 6. 岐阜市独自の条例・指導要綱
- 岐阜市における解体工事の主な法的義務と届出 まとめ
- 6.岐阜で解体工事をお考えなら、まずはアールサポートにご相談を!
1. はじめに:岐阜市で解体工事を検討中の方へ
解体工事は予期せぬ出費や近隣トラブルが発生しやすいものです。これらを防ぐには、事前の情報収集と準備が不可欠です。
岐阜市で解体工事を検討している方々が、追加費用の発生を抑え、近隣トラブルを回避し、法的義務を遵守しながら、安心して工事を進めるための具体的な確認事項と対策について解説いたします。
2. 解体工事で追加費用が発生する主な原因と対策
解体工事の見積もりは、建物の種類や規模、立地条件によって大きく変動しますが、契約後に予期せぬ追加費用が発生することがあります。主な原因とその対策を理解しておくことが重要です。
これらの対策を講じることで、解体工事における追加費用のリスクを減らし、トラブルなくスムーズに工事を進めることができます。
3. 信頼できる解体業者の選び方と契約のポイント
解体工事を成功させるには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。単に安いだけでなく、透明性と信頼性があるかを見極めましょう。
信頼できる解体工事業者の見分け方
1. 許可・登録と損害賠償保険の確認
解体工事業者は、必ず「建設業許可」または「解体工事業登録」を取得している必要があります。許可のない業者に依頼すると、後々トラブルになる可能性があるので、絶対に避けましょう。業者のホームページなどで許可番号を確認し、必要であれば都道府県の建設業担当部署に問い合わせて確認することもできます。
また、万が一の事故に備えて、「損害賠償保険」に加入しているかどうかも確認してください。保険に加入している業者は安全意識が高く、もし工事中に近隣の建物に損害を与えてしまった場合などにも、施主が費用を負担するリスクを軽減できます。
2. 見積書と契約書の詳細なチェック
見積書は、総額だけでなく、各作業工程(建物解体、基礎撤去、地中埋設物処理、運搬、処分費など)が具体的に記載されているかをよく確認しましょう。
契約書には、以下の項目が明確に記載されていることが不可欠です。
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工事内容と範囲: 解体する部分、残す部分(図面で指定するとより確実です)
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総額と内訳: 見積書と契約書の金額が一致しているか
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工事期間: 開始日と完了日、悪天候以外の業者都合による延長費用負担の有無
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地中埋設物の取り扱い: 発見時の対応、追加費用発生の有無、費用負担の明確化
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追加費用の規定: どのような場合に、どのような費用が追加されるのかの明確な基準
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瑕疵担保責任・損害賠償: 工事中の事故や損害発生時の責任の所在と賠償範囲
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引き渡し時期: 工事完了後の更地引き渡し時期
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マニフェスト発行の有無: 産業廃棄物の適正処理を示すマニフェストの発行と控え(E票)の提供
特に、業者都合による工期延長の場合に、追加費用を支払わない旨を契約書に明記しておくと安心です。
3. 自社施工のメリットと実績・評判の確認
自社施工の業者は、中間マージンが発生しないため費用を抑えられる可能性があり、責任の所在が明確で、質の高い工事が期待できます。
業者のホームページで過去の実績や事例(写真付き)、会社概要(連絡先、所在地、代表者やスタッフの写真)などを確認し、信頼性を判断しましょう。アパートの一室を所在地としているなど、会社の情報が不明確な業者には注意が必要です。
4. 担当者の対応とコミュニケーション能力
担当者の対応は、その業者の信頼性を測る重要な指標です。
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連絡のレスポンスが早いか
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質問に丁寧に答えてくれるか
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工事のスケジュールや進捗を詳細に説明してくれるか
などを確認しましょう。連絡が遅い、説明が曖昧な業者は、トラブルにつながる可能性があるので注意が必要です。
5. 複数業者からの相見積もりの重要性
複数の業者から見積もりを取ることで、費用の相場を把握し、不当に高額な請求や、逆に安すぎる(手抜き工事の可能性がある)見積もりを見分けることができます。
解体工事見積書・契約書チェックリスト
4.近隣トラブルを避けるための徹底対策
解体工事は、国や岐阜市が定める様々な法律や条例を守ることが重要です。これを怠ると、工事がストップしたり、法的トラブルになったりする可能性があるので注意しましょう。
解体工事で守るべき法律と届出(岐阜市)
1. 建設リサイクル法とアスベスト事前調査
延べ床面積80平方メートル以上の建物の解体は、建設リサイクル法の対象です。
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工事開始7日前までに岐阜市長へ届け出る必要があります(岐阜市役所都市美化係)。
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届出が受理されるとステッカーが交付され、工事現場に掲示する必要があります。
また、アスベスト含有建材の事前調査と結果報告・掲示も義務付けられています。
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解体する部分の床面積が80平方メートル以上の建物が対象です。
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「建築物石綿含有建材調査者」が調査を行い、その結果を「石綿事前調査結果報告システム」で報告し、工事現場に掲示・備え置く必要があります。
2. 建築基準法に基づく建築物除却届
10平方メートルを超える建物の除却を行う場合、建築基準法に基づき「建築物除却届」を岐阜県または岐阜市に提出する必要があります。
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届出の様式は変更されることがあるので、工事の時期に合ったものを使用しましょう。
3. 廃棄物処理法とマニフェスト制度
解体工事で出る廃材は「産業廃棄物」として、法律に基づいて適切に処理しなければなりません。
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不法投棄を防ぐため、産業廃棄物の処理を業者に依頼する際は「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の使用が義務付けられています。
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施主も、排出事業者としてマニフェストの控え(E票:最終処分終了報告)を受け取り、内容に間違いがないか確認し、保管する責任があります。もし不審な点があれば、業者に問い合わせましょう。マニフェストの不備には罰則があります。
4. 騒音・振動規制法と作業時間制限
解体工事の騒音や振動には、法律による規制があります。
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岐阜市内の一般的な住宅街では、騒音85デシベル、振動75デシベルが基準です。
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重機作業は、日曜日・国民の祝日、夜間(19時~翌朝7時)、1日10時間以上、連続6日を超える作業は原則禁止されています。
5. 道路使用許可申請
工事車両の搬入や資材の搬出などで公道を使用する場合、所轄の警察署長へ「道路使用許可申請」が必要です。
6. 岐阜市独自の条例・指導要綱
国が定める法律だけでなく、岐阜市独自の条例や「指導要綱」がある場合があります。
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近隣への事前周知や看板設置、説明会の開催など、地域ごとのルールがあるかもしれません。
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念のため、岐阜市役所の関連部署(空家対策課や建築指導課など)に事前に確認することをおすすめします。
岐阜市における解体工事の主な法的義務と届出 まとめ
6.岐阜で解体工事をお考えなら、まずはアールサポートにご相談を!
岐阜市で解体工事をスムーズに進めるためには、事前の徹底した準備と、業者との透明性の高い連携が非常に重要です。
私たちアールサポートは、岐阜県内で数多くの解体工事を手掛けてきた実績と経験豊富な専門業者です。お客様が安心して解体工事を進められるよう、徹底したサポートを心がけております。
- 明確な費用提示: 事前調査を徹底し、詳細な見積もりを提出します。追加費用が発生しないよう、お客様に納得していただくまで丁寧にご説明します
。
- 安心・安全な工事: 騒音や振動、粉塵対策はもちろんのこと、近隣住民への丁寧な挨拶や配慮を徹底します
。国家資格者による教育・指導を受けた自社専属の職人が、安全管理を徹底し、高品質な工事を提供します 。
- お客様に寄り添う提案: 解体後の土地活用についても、お客様のニーズに合わせて最適なプランをご提案します
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- 豊富な実績: 岐阜での解体工事の実績も多数ございますので、安心してご依頼いただけます。
岐阜での解体工事は、私たちアールサポートにお任せください! ご相談やお見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください!